登記簿は普段なかなか目にしないかもしれません。
抵抗があるかも多いかもしれませんが、ポイントを押さえておけば、それほど難しいものではありませんので一つ一つ理解して行きましょう。
表題部では、所在地、構造などといった土地や建物の概要が示されております。
区分所有物件の場合は、この表題部が二つに分かれており、建物全体としてのものと専有部分のものとになっています。住所や面積などが表題部と契約書とで相違がないかチェックしていきましょう。
甲区では、売主と所有者が同じであるかどうかを調べていきます。
そのため、所有者の変遷や所有権移転の詳細などが示されています。
売主と所有者が異なる場合は、手付金詐欺の可能性もありますので、契約日には身分証明書を見せてもらい、確認を行ったほうがいいでしょう。
乙区では、その物件を購入するために資金を借りた、借入先の詳細が記載されています。
銀行からの融資で物件購入する際は、抵当権もしくは根抵当権が設定されますので、その内容を示しています。ここでの注意点ですが、現所有者の融資先に連絡をし確認作業を行いましょう。
多くの抵当が付いている場合や、怪しげな金融機関からの借り入れであれば、担保権の抹消、所有権の移転作業などがスムーズに進まない場合があります。
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不動産投資情報局