不動産経営を行っていく上で、保険の加入は必須です。
クレームや滞納以外にも、地震や火災などのトラブルも考えておかなくてはいけません。
こうしたトラブルは、保険に加入することでしか対処することができません。
保険内容をしっかり考えながら、加入していきましょう。
賃貸住宅を借りる時に、入居者には火災保険への加入が前提となっているのが普通ですが、この保険内容は、貸主への賠償責任保険となっています。
これは、オーナーに対する原状回復費しか含まれていませんので、隣の家にも被害が及んだ場合は、保険対象外となってしまいます。
ですので、貸主は物件全体を対象とする保険に加入する必要があります。
貸主(オーナー)が加入する保険として、火災保険、地震保険があります。
融資を受ける方は、通常、火災保険への加入が条件になっているので問題ないと思いますが、現金で購入した場合も、保険料はそれほど高くありませんので、加入しておくことをお勧めします。
他にも、施設賠償責任保険への加入も必要です。
これは、第三者への賠償をカバーするもので、例えば、オーナーの安全管理の不備が原因で、怪我をさせた場合などに適用されます。
貸主は、火災保険、地震保険、施設賠償責任保険の3つは、加入必須だと言えます。
その他、加入しておくと便利な保険として、家賃担保特約、漏水保険特約があります。火災保険による逸失家賃や、水漏れの被害をカバーすることが可能です。
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不動産投資情報局