現地検証も終わり、探している物件が見つかったら、すぐに買付申込書を提出しましょう。
希望通りの物件が見つかる割合=買い付け申し込みの割合となります。
希望通りの物件を見つけることが出来る割合は、100件中、5~10件くらいです。
ですので、買い付け申し込みの割合もそれくらいになります。
毎週末2件、現地調査まで終了するとして、100件見るまでにはかなりの時間と労力が掛っているはずです。
それらの努力が無駄にならないように、希望通りの物件が見つかり次第すぐに、買い付け申し込みを行いましょう。
そもそもなぜ、買い付けお申込みを行う必要があるのでしょう?
これは、不動産会社に対して「購入する意思」をちゃんと伝えるための行為です。
「この人は、本当に購入する気あるんだろうか?」と担当者に思われている状態であれば、本当に購入したい物件であっても、別の人(購入する意思が伝わる人)に売られるかもしれません。
ですので、書面で買い付け申し込み(買付申込書)を提出することで、とりあえず不動産会社の担当者には買う意思が伝わります。
これによりある程度、その物件を押さえることができます。(他の買主から買われる可能性が少なくなる)
ただ、買付申込書を提出したからといって、100%購入できるわけではありません。
契約書ではないので、買付申込書には法的な拘束力はありません。
逆に言えば、キャンセルも自由にできます。
ただ、キャンセル=不動産会社からの信用を失うことになりますので、本当に買う気のある物件だけ、買付申込書を提出しましょう。
先ほども説明しましたが、買い付け申し込みを行ったからといって、その物件が確実に手に入るわけではありません。
買う意思を伝えただけです。
同じ物件に買い付け申し込みが10も20も届く場合もあります。
一般的に、そのような人気物件の場合は、買付申込書を早く送った人から優先的に交渉できます。
ただ、実際のところ優先的に交渉できる人は、好条件で購入できる方です。
やはり、不動産側も好条件で購入してくれる買い手に売りたいと思っています。
条件次第では、買付申込書を遅れて出しても、優先的に交渉する権利を貰えるかもしれません。
<スポンサードリンク>
不動産投資情報局