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FX投資を始めるに当たっての覚悟
FXに限らず、投資をはじめようという方の共通項は、「お金を増やしたい」という欲求だと思います。
誰だって負けたくはないですし、お金を増やそうと始めた投資でお金が逆に減ってしまうことは精神的に辛いことです。
しかし、敢えて言います。
確実に、負けます。
FX投資初心者の方は最初はいくらかのビギナーズラックで連戦連勝の状態になることはあるでしょう。
しかし、いつか負けは来るものです。この道ン十年のプロでも全戦全勝なんてあり得ない訳ですから、素人の戦績は推して知るべしです。
なぜ私が、「負ける」と言うことを口を酸っぱくして言うかと言いますと、FX初心者がなかなか出来ない「損きり」を確実にするようにです。
広義の「負け」とは、金額の多寡に関わらず、マイナスを打ってしまうことを言うのかもしれませんが、 FX投資においては、資金を全て失って破滅しなければ、また何度でも相場にチャレンジすることは出来ます。
小さな負けを認めようとせず、大きなたった1回の負けで退場を余儀なくされる人がなんと多いことか。
何を隠そう、1000万円吹っ飛ばしたこの私自身もまた、「負ける覚悟（損きり）」がなく、一発で破滅してしまった人間の一人です。
あなたには同じ轍を踏んで欲しくはありませんので、
最後にもう一度言います。
小さな負けはOKです。許容範囲内なら、一時的に負けがこんでも大丈夫です。
損きりを徹底する以上、負けは確実に訪れます。その小さな負けを恐れてはいけません。
最初から負ける覚悟を持って相場に臨み、思惑と逆に相場が動いたら、躊躇なく負けを受け入れて、損きりと言う名のリスク管理の装置のボタンを押して下さい。
私は、エントリー時に損きり設定を行い、どんなことがあってもそのラインを変更しないように決めております。
負けを認める事が出来ず、一発退場をしてしまった1年前の私ですが、今ではレートが損きりラインに来ても眉一つ動かさず、損きりします。 ようやく負けを受け入れる精神力がついたということかもしれません。
オーストラリアドルも比較的変動リスクの大きな通貨ですから、尚のことリスク管理はしっかりと行ってください。
FX投資で退場せず、利益を上げていこうと思ったら、負ける覚悟を持って相場に臨む事がまず大事ではないかと思います。
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