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地政学的リスクとFXの関係性
地政学的リスクとはテロや戦争、クーデターなど、特定の国や地域の政情不安から経済危機に陥り、それが世界経済に大きな影響を及ぼすと懸念されるリスクのことです。
世界のどこかで起こっている戦争、突然発生する戦闘状態、軍事クーデター、テロなどの動きが報じられない日はありません。
金融マーケットで地政学的リスクが特に取り上げられるようになったのは、イラク戦争が始まってからです。
地政学的リスクはいつ起こるか、いつ終わるのかが予測しにくく、外国為替市場にも大きな影響をおよぼします。
為替相場の動きが世界経済を悪化させる要因になるため、各国では協力してこれらの問題の解決に取り組む必要があるのですが、現実にはなかなかうまく進んでいません。
近年では過激派組織のISISによる相次ぐテロ、ウクライナ情勢などにも注目が集まっており、各国で地政学的リスクは高まっています。
これまでは何らかの有事があると、リスクを回避するために政情が安定している日本円やスイスフランを買うのがトレンドでした。
しかし日本も、周辺国との関係で緊張が高まっているため、有事のときの日本円買いのトレンドに陰りが見え始めています。とはいえ、日本円の信頼度はまだ高いため、何かあると円買いが行われます。
そこで円買いする場合、どの国の通貨を売ればいいのかを、柔軟に選択する必要があります。
たとえばウクライナ情勢に、何らかの緊張が走ったとします。
ロシアの関与もありますから、ユーロが売りに出されると考えられます。このため、ユーロ/円を選ぶのが無難です。政情不安で為替が大きく動くのは紛争国だけでなく、その国と関係の深い国の通貨も影響を受けます。
日頃の情報収集と、柔軟な判断力が求められます。また、何らかの異変が起こったときに、マーケットではその国や関連する国の通貨が売られて下落しても、すぐに反発します。
しかし、戦争やテロなど経済活動に大きな影響を及ぼす出来事の場合は、下落が本格化するケースがあるので見極めが大切です。
グローバル化が進んで世界は狭くなり、一国の事件がその国以外に及ぼす範囲も広がっています。
ドイツのメルケル首相も、2015年3月11日に行った会見で各地で地政学的リスクが高まっており、世界の経済発展の足かせになっていると述べています。
各地で緊張感が高まるなか、地球温暖化による自然災害事故も大規模となるケースが増えるようになりました。
いざというときに慌てないためにも事前の情報収集はもちろんのこと、スピーディーな情報収集や分析を得意とするFX口座を選ぶことが大切です。
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